【DTP情報】Illustratorの拡大縮小で文字が消える？／InDesignパーフェクトブック／AiファイルをAcrobat Readerへ

公開:2018-01-16 13:00
更新:2018-07-03 15:28
制作/編集:吉田印刷所

DTP関連のお知らせ
吉田印刷所メールマガジン 2018/01/16号

DTPサポート情報

今回の吉田印刷所メールマガジンはDTPに関する情報をお届けします。

Illustratorで文字間のカーニングを「オプティカル」にしてテキストボックスを拡大縮小すると文字がズレる

今回は、Illustratorのテキストで気をつけなければならない現象を紹介します。

内容としては、Illustratorのテキストボックスにある文字の設定で、文字間のカーニングを「オプティカル」に設定して、テキストボックスを拡大縮小すると文字組みが変わるというものです。

場合によっては文字が溢れて消えてしまうので、拡大縮小するときには、文字組みが変わっていないか気をつけて編集作業を行ってください。

この現象について詳しい情報を以下のページにまとめましたので、Illustratorをお使いの方はぜひご覧ください。

Illustratorで文字組みが変わる現象の詳細ページ

電子書籍『InDesignパーフェクトブック』
（CC 2018対応版）

InDesignの情報サイト「InDesignの勉強部屋」を主催する森裕司さんがInDesign CC最新版（2017年10月リリース）に対応したInDesignの解説書を電子書籍で販売開始しました。

電子書籍の形式はPDFで、価格は1,620円（税込）です。

特徴はサイトの情報では以下の通りとなっており、使い勝手の良い1冊になっています。

初心者の方はもちろん、中・上級者にも参考になる一冊
CSからCC 2018の最新版まで、すべてのバージョンで役立つ
Adobe StockやTypekitなどのCreative Cloudのサービスについても解説
目次機能で目的のページを素早く開けます
PDF内は検索可能なので目的の情報を素早く見つけられます
全535ページの圧倒的な情報量
環境設定だけで29ページ解説

画面構成という本当に基本的なところから、Creative Cloudのサービスの紹介まであり、こんな機能もあったんだ！と気付ける1冊です。（CCのアセットの復元でファイルが10日前まで復元できるというのは知りませんでした）

詳細やご購入は以下のページから。
第1章・第2章・第15章は無償で公開されているので、事前にPDFをダウンロードして試し読みすることができます。
お支払いはクレジットカード以外にも、PayPal・Amazon・楽天・コンビニ決済などが用意されているので、購入しやすいですね。

電子書籍『InDesignパーフェクトブック』（CC 2018対応版）

InDesignを昔から使っている人も一度確認してみては。
　

『InDesignパーフェクトブック』について

※書籍の本文の画像は著者である森裕司さんに許諾を得て使用しております。

Illustratorファイルは
Illustratorを持っていなくても確認できます

DTPでは欠かせないアプリのIllustratorですが、Illustratorを持っていなくてもIllustratorファイルの中身を確認できることをご存じでしたか？
営業さんや他の方にちょっと確認用として使える小技として紹介します。

実は、IllustratorのファイルはそのままAcrobat ReaderなどのPDFを開けるアプリへドラッグ＆ドロップして開くと中身を見ることができます。

これはIllustratorファイルの内部にPDFが含まれているからなのです。
わざわざPDF形式で保存するのは面倒…と思っている方に役に立ったら嬉しいです。（ただしファイルサイズは大きいので注意です！）

※残念ながらPhotoshopデータはこの方法では確認できません。できれば便利なのですが…。

より詳しい情報は以下のボタンのリンクからご覧ください。

Illustratorファイルについての解説