AIデータ・AI形式
- 更新:
- 公開:2013-08-17 18:14
- 制作/編集:吉田印刷所

表記・読み
- AIデータ…えーあいでーた
- AI形式…えーあいけいしき
解説
AIデータ(AI形式)とは、Adobe Illustrator形式のデータのことです。
(Illustrator形式はIllustratorネイティブ形式とも呼ばれます)
AIは、Adobe Illustratorの略語で、アドビ固有のベクター画像向けファイル形式です。
AIファイル - ファイルの詳細と開く方法(Adobe)
Illustrator形式のファイルは拡張子が「.ai」なので、拡張子からAI形式と呼ばれるようです。「AI」はAdobe Creative Suite・Creative CloudのIllustratorアイコンでも「Ai」と書かれていますが、「AI」は「Adobe Illustrator」の略です。


ファイルを保存する際のファイル形式で、Illustrator EPSやAdobe PDFではなく、「Adobe Illustrator(ai)」を選ぶとIllustrator形式で保存できます。

「AIデータ」という言葉が別の意味で使われることがあります
印刷業界・DTPの分野で「AIデータ」といえば、Adobe Illustrator形式のデータを指すのが一般的です。
しかし、近年は生成AIの普及により、印刷業界の外の一般の方の間では、AI(Artificial Intelligence/人工知能)が生成したデータのことを「AIデータ」と呼ぶケースが増えています。

そのため、印刷会社やデザイナーの方が「AIデータでご入稿ください」とお伝えしても、業界外のお客さまには「生成AIで作ったデータのこと?」と受け取られてしまい、話が噛み合わないことがあります。
逆に、業界外の方から「AIデータをお渡しします」と言われた場合も、Illustrator形式のファイルではなく、画像生成AIなどで作成された画像データを指している可能性があります。
業界外の方とのやりとりでは、「Illustrator形式のデータ(拡張子が.ai のファイル)」「Adobe Illustratorのネイティブファイル」のように具体的に言い換えると確実です。
Illustrator形式のデータはAcrobat Readerでも内容を確認できます
デザイナーとのデザインデータのやりとりで、Illustratorファイルが送られてくるけど、Adobe Illustratorがインストールされていないパソコンに送られても内容を確認できないといった場合があります。
実は、Illustrator形式のデータは保存の方法によっては、Adobe Illustratorなしで、無料のAcrobat Reader、Adobe Acrobat、macOS標準搭載のプレビューでも内容を確認することができます。
くわしくは以下のページで解説しています。
参考にしたSNSの投稿
Adobe Illustratorの拡張子は.aiなんだけど、これを見て生成AIで作っていると勘違いされたという話を聞いた
— goking/山田剛毅 (@goking5) May 1, 2026
確かにイラレ使わない人がaiって書いてあるのをみたらそう思うか……
僕も気をつけよ
デザイン業界外の方々へ。
— イラレ職人 コロ (@coro46) September 8, 2026
一般的にデザイナーなどが使う「Aiファイル」「Ai形式」「.ai」または「Ai」のアイコンは、「Adobe Illustrator」というデザインソフトの頭文字です。必ずしも生成AIなどを指すわけではありませんのでご注意ください。
私は「Adobe Illustrator ai形式データ」としっかり明記するようになりました。これまでが「aiで伝わるだろう」と思い込んでいた反省も込めて… https://t.co/Ku6S4yn5dY
— でざいん姉さん|佐野五月 (@irohazum_s) September 7, 2026