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表記・読み
- 入稿…にゅうこう
基本的な意味
入稿とは、原稿やデータを次の工程の担当者に渡すことを指します。
よく使われる使い方としては「印刷データを入稿する」といった形で、印刷会社に印刷用データを渡す(送る)といったものがあります。
立場や視点によるニュアンスの違いについて
ただし「入稿」という言葉は、立場や視点が異なると、少し意味が異なる場合があるので注意が必要です。
印刷までの工程を分業している場合で考えてみます。(※印刷会社で、原稿制作からデザイン・印刷まですべて行う場合もあるため)
①原稿を作っている人(ライターや著者)の視点
- 意味:文章や写真などの「原稿」をデザイナーに渡すこと。
- 状況:デザイン作成用の「素材」や「レイアウト」を渡す状況で、まだ印刷用データではありません。一部の文章や写真だけを渡した場合でも「入稿した」と呼ぶ場合があります。
②デザイナー・制作会社の視点
- 意味:印刷会社に「印刷用データ」を渡すこと。逆に原稿を作っている人(ライターや著者)から、レイアウト用の素材を受け取る場合にも「入稿」と呼ぶことがあります。データの不備などで再度データを渡す場合は「再入稿」と呼びます。
- 状況:印刷会社へ主に「完全データ」と呼ばれる、「そのまま印刷できるデータ」を渡す状況で、データ形式としてはPDF形式などがよく使われます。「そのまま印刷できるデータ」として渡したデータに不備があった場合や、データに不足があった場合は「入稿が完了した」と呼ばない場合もあります。
③印刷会社の視点
- 意味:「そのまま印刷できるデータ」を受け取ること。データの不備などで再度データを受け取る場合は「再入稿」と呼びます。
- 状況:「そのまま印刷できるデータ」として受け取ったデータに不備があった場合や、データに不足があった場合は「入稿が完了した」と呼ばない場合もあります。
補足:素材入稿・データ入稿

原稿を作っている人(ライターや著者)の場合は「素材入稿」(もしくは「素材の入稿」)、デザイナー・制作会社は「データ入稿」と呼び分けることがあります。
一般的に「入稿」という場合は、デザイナー・制作会社→印刷会社への「データ入稿」を指すことが多いです。