講演録第4弾「私たちは価値の実をお客様と共に収穫する会社です。」

10.非常識が生んだ印刷プラン-2

「ライトプリント」とは、利用者にとってカタログが厚くて重いという、使い勝手の悪さを解消するために、薄く軽くすることによって利便性の向上を図る仕組みです。現在使用している紙より重さを四割削減する薄い紙で印刷する提案を軸に、使い勝手の良い分冊をプラスする等の改善提案です。今後も利便性を追求し、次の商品開発に役立てたいと考えています。


「バリュープリント」は、ライトプリントの技術で培った薄紙印刷技術を更に追及して生まれました。マシン性能の限界値とされるマックス〇.〇三ミリメートルを超え、〇.〇二五ミリメートルの用紙で両面印刷を実現した、世界でも類のない印刷技術がベースとなっています。夏に総務部の窓に貼って遮光性、遮熱性のテストを行った結果、室温を一度下げる効果が生まれました。このような技術を活用した、角度の違うビジネス展開が出来るのではないかと期待しています。


「プロポーザルプリント」これは、利用者の使いやすさをとことん考えた、不便を是正する印刷提案です。

ある大手建材メーカーへのヒアリングでは、「自分たちの発信する情報が顧客にどう使われているのか大いに気を使います。言いたいことは文字量としてA四判の紙面で十分説明できますが、文字がズラズラと羅列されたものを見せて、理解してくださいといっても無理です。ですから画像や図表を入れて八ページ位に仕立て直し、顧客にお見せしています」ということでした。

当社ではこのようなお客様に対し取材を行い、利用者が使いやすい印刷を提案します。お客様からは「とても価値のある情報だ」という反応が返ってきています。いくら安く仕入れても、望んだ効果と結果が生まれなければ、投資した意味がありません。投資の見返りが得られる印刷物をどうしたら作れるのか、このことを真剣に考えない限り印刷のこれからはあり得ないということです。


以上、ここまでの話を持ちまして私の持ち時間が参りました。何かご質問があればお受け致します。