薬袋の裏面の活用術|患者への情報発信と販促効果を高める方法

薬袋の裏面を、患者さまへの情報発信に活用しませんか?

薬袋の裏面活用のメリット

薬袋の裏面は、情報発信のための「メディア」です。薬袋の裏面で服薬管理のサポート、季節の健康情報、地域医療案内など、患者さまに役立つ情報を届けることで、満足度を高めるだけでなく、薬局のブランド価値も向上できます。

薬袋の裏面を活用するメリットは以下のものが挙げられます。

①患者への情報伝達力が高い

薬袋は患者さまが自宅で頻繁に目にするため、チラシなどに比べて情報が届きやすい特性があります。

服薬期間中は1日1回から数回目にするため、繰り返し認知されるメディアです。

②健康啓発・服薬指導の強化

正しい服薬方法や注意事項を印刷することで、誤服用防止に役立ちます。

感染症予防や季節の健康情報を掲載することで、患者さまの生活習慣の改善にも役立ちます。

③薬局・医院のブランド力向上

医院や薬局の取り組みなど裏面に印刷することで、信頼感を演出し、再来店のきっかけを作ります。

また、地域情報(休日当番医、夜間診療所)などの医療のお役立ちを載せることで、患者に「頼れる薬局」「地域に根付いた薬局」という印象を与えることもできます。

④広告・販促効果

薬袋は患者さまに直接手渡されるため、広告宣伝媒体として高い信頼性と到達率を持っています。

合わせて、家庭内で約2週間から1か月間、目に留まるため、広告効果が長期間持続するメディアです。

また、病院や薬局が提供する情報なので、信頼性が高い情報である印象を与えることもできます。

⑤エコ・コストメリット

既存の薬袋を活用するため、チラシなどのように追加の紙媒体を作成する必要がなく、環境負荷を軽減しつつ、コストも抑えて情報を告知することができます。

掲載内容のアイデア

裏面に情報として掲載する内容をいくつか考えてみました。

①季節別健康情報

季節に合った健康に関する情報や流行を予測した感染症情報として以下のものが挙げられます。

  • 春:花粉症・感染症予防
  • 夏:熱中症対策
  • 秋:食中毒・皮膚感染症
  • 冬:インフルエンザ予防

②服薬サポート

正しい薬の飲み方をサポートする情報として以下のものが挙げられます。

  • 服薬チェックカレンダー/リスト
  • 用語解説
  • 健康メモ欄
  • おくすり手帳の重要性

③地域・薬局情報

病院や薬局、地域で役立つ情報として以下のものが挙げられます。

おすすめグッズの紹介では、薬局のレジ脇で販売している飲料やアイテムの紹介や解説をすると効果的です。

  • 休診日・開院時間
  • 夜間診療所・休日当番医案内
  • 薬局おすすめグッズ紹介
  • 防災情報

サンプル

吉田印刷所が実際に作成したサンプルを紹介します。

サンプルは黒ですが、印刷カラーは基本的に表面のカラーと同じになります(例:表面:緑→裏面情報:緑)。

A:「栄養」と「休養」
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B:おくすりの服用時間について
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C:正しい手洗い・うがいの方法
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D:おくすり手帳で健康管理
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E:おくすり110番
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F:毎日できる熱中症対策
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G:室内の熱中症対策5つのポイント
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H:皮膚にでる感染症/おなかに症状がでる感染症
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I:春にかかりやすい感染症
I:春にかかりやすい感染症
J:夏にかかりやすい感染症
J:夏にかかりやすい感染症
K:秋にかかりやすい感染症
K:秋にかかりやすい感染症
L:冬にかかりやすい感染症
L:冬にかかりやすい感染症

裏面に入れたい情報をご相談ください

吉田印刷所では、病院や薬局に合わせた情報を掲載するサポートも行っています。

サンプルをアレンジしてデザインや、データ作成のサポートなども承っております。ぜひご相談ください。

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