Illustratorで配置する画像の形式について《Photoshopで扱う主な形式》

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Illustratorで配置する画像の形式について

このページではIllustratorで配置する画像の形式についての説明を掲載しております。

主にPhotoshopで扱う画像形式について掲載しています。


画像形式によってはIllustratorと相性が悪いものもありますのでご注意ください。

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Photoshop形式

相性

○ または ◎


特徴や注意点

定番の保存形式です。


画像を保存するときに画像が荒れない可逆圧縮によって保存されるのでファイルサイズが少し小さめのサイズになります†1

Illustratorに配置するときにはきれいに表示されますが、配置されているPhotoshopデータを解析して表示しているので、ファイルを開くのが遅くなります。また、ネットワーク上のリンクファイルを読み込みにいくと読み込みが完了するまでかなり時間がかかる場合があります。(MacOS 8やMacOS 9など)

Illustrator8ではクリッピングパスをつけたPhotoshop形式のファイルを埋め込もうとすると、画像のサイズが変わる場合があります。

Illustraor8では透明効果の機能がないため、透明を認識しませんが、Illustrator9以降であれば透明を認識するので、人の髪や草木などの複雑な切り抜きを必要とする場合は透明をうまく利用した方が効率的な編集作業が可能になります。

PhotoshopのバージョンとIllustratorのバージョンの相性によっては調整レイヤーや透明が正しく再現されないことがあるため注意が必要です。


Illustratorではリンク形式で配置してあっても、Illustrator EPS形式で保存すると自動的に埋め込まれてしまいます。



Photoshop EPS形式

相性

◎ または △


特徴や注意点

定番の保存形式です。


EPSファイルには「プレビュー」というものがあり、WindowsではMacintosh形式のプレビューが基本的に表示できない問題がありますので、保存するときには「プレビュー」の種類に注意が必要です。

「プレビュー」は画面表示やPostScriptに対応していないプリンタの出力に使われます。PostScriptプリンタがある場合は、正しくEPSの画像が出力されますが、PostScript対応プリンタがない場合は「プレビュー」の画質でしか出力されないため、EPSファイルを積極的にはおすすめしません。

Illustratorに配置する場合は「プレビュー」部分のみを表示のために読み込むため、配置の時間が短くてすむという利点があります。ファイルを開くときも同様に短い時間でファイルが開けます。

Illustrator9以降では透明効果に影響する場合、EPS画像を埋め込まないとIllustrator EPS形式として正しく保存できないため、Illustrator9以降で透明効果を使用する場合はPhotoshop形式などを利用することをおすすめします。(なお、Illustrator CS以降ではIllustrator EPS形式で保存する時に自動的に必要な画像が埋め込まれるようになりました)

またIllustratorのバージョンによってはPDF保存する際にEPS画像を埋め込まないとエラーが発生することがあるため、ご注意ください。


Illustratorではリンク形式で配置してあれば、Illustrator EPS形式で保存すると自動的に埋め込まれるようなことはなく、リンク形式が維持されます。(Illustrator CS以降ではIllustrator EPS形式で保存する時に自動的に必要な画像が埋め込まれるように変更されました)



TIFF形式

相性


特徴や注意点

Photoshop同様、Illustratorに配置するときにはきれいに表示されますが、配置されているTIFFデータを解析して表示しているので、ファイルを開くのが遅くなります。

2階調のTIFFはレイアウトソフト側でカラーの指定ができるという特徴があります。

Illustratorではリンク形式で配置してあっても、Illustrator EPS形式で保存すると自動的に埋め込まれてしまいます。



Photoshop PDF形式

相性


特徴や注意点

おすすめしません。

Illustratorに配置することはできますが、Illustrator EPS形式・PDF形式で保存をする際にPhotoshop PDFの相性によっては解析エラーが発生し、意図せぬ保存状態になることがあります。



JPEG形式

相性


特徴や注意点

おすすめしません。

Illustratorに配置するときにはきれいに表示されますが、配置されているJPEGデータを解析して表示しているので、ファイルを開くのが遅くなります。ファイルサイズは小さくなりますが、ネットワーク上のリンクファイルを読み込みにいくと読み込みが完了するまで非常に時間がかかる場合があります。(MacOS8やMacOS9など)

Illustratorではリンク形式で配置してあっても、Illustrator EPS形式で保存すると自動的に埋め込まれてしまいます。



DCS 1.0形式

相性

×


特徴や注意点

おすすめしません。



DCS 2.0形式

相性

×


特徴や注意点

おすすめしません。



一般的なPDF形式

相性


特徴や注意点

Illustratorに配置することは基本的にはおすすめしません。

Illustratorに配置することはできますが、Illustrator EPS形式・PDF形式などで保存をする際にPDFの相性によっては解析エラーが発生し、意図せぬ保存状態になることがあります。

  • †1: 絵柄によります