ノンアルコール印刷
ノンアルコール印刷とは、印刷工程で使用する湿し水にIPAを使用しない印刷のことを指します。
IPAを使用しないことで、環境負荷の高いVOCの発生を削減でき環境保全に貢献できます。また、オペレーターの作業環境も改善が図られます。
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湿し水について(用語集)
関連用語
IPAとは?
IPAとは、Isopropyl Alcohol(イソプロピルアルコール)のことで湿し水などで使用されるアルコールの一種です。
IPAは、水と混ぜ合わせると表面張力が低下し、粘性が上昇します。
IPAを使用した湿し水はこの特性を利用して、より簡単な印刷をするために開発されました。
表面張力が低下することによって、湿し水がより平滑になりやすくなり、版面全体に湿し水が行き渡りやすくなります。また、粘性が上昇することで、湿し水用の複数のローラー間の湿し水の移動が容易になり、湿し水を供給するところから刷版まで行き渡りやすくなります。
こうした優れた利点がIPA入りの湿し水にはありますが、IPAはいわゆるVOC対応を求められている現在では極力使用しない方向に向かっています。危険性としては、IPAの高濃度の蒸気を吸引すると吐き気や頭痛などの中毒症状を引き起こす場合もあり、また、引火性も強いため安全上の問題があるといえます。
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IPA(用語集)
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VOCとは?
VOCとは揮発性有機化合物(Volatile Organic
Compounds)のことで、常温で蒸発・気化する有機化合物の総称です。
VOCは健康への被害が懸念されており、蒸発・気化したものを吸入することによって頭痛やめまい、吐き気、疲労感、腎障害などの有害性や発癌性(はつがんせい)などの可能性を指摘されています。
VOCは吸入による肺から取り込まれるだけではなく、目や皮膚の粘膜などからも取り込まれる場合もあります。
最近ではシックハウス症候群の主要な原因とも言われています。
工場などでのVOCによる健康被害を防ぐためには、防護器具や吸引ダクトや排気ダクトなどの設備の整備も重要ですが、そもそもVOCが少ない・排出されにくい原材料を選択することも重要です。
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VOC・揮発性有機化合物(用語集)
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参考・関連ページ
zeroIPA-ECOLITY(富士フイルム)
VOC・揮発性有機化合物(用語集)
湿し水について(用語集)
IPA(用語集)
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