“グラファン(用紙/薄葉紙・薄紙)” の意味・解説

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表記・読み


吉田印刷所では、薄葉紙(極薄紙)であるグラファンにカラー印刷できる技術を持っております。

多色刷りの表現にご興味ある方は、詳細を以下のページからご覧下さい。

《極薄紙印刷・超薄紙印刷:フルカラー対応》スーパーライトプリント

解説

グラファンとは、王子エフテックス株式会社(旧王子特殊紙株式会社)が抄造する用紙のことです。

グラシン紙の製造方法を改良し、透明度を高めたもので、一般的なグラシン紙と比べて、超高透明度(透明度が高い)の用紙です。(超高透明度グラシン紙とも言われます)


窓付封筒の宛名の窓部分で使用されたり、薬包用・各種包装紙としても使用されたりしています。


窓付封筒では、窓部分をPPフィルムを使用しているものも多いですが、リサイクルのために封筒本体部分と窓部分を分離してリサイクルに出さなくてはならず、消費者の手間が発生していました。しかし、グラファンでは紙の透明度が高く、また紙パルプが原料であるため、封筒と窓部分をリサイクルで分離せず、そのままリサイクルに出せるところがメリットになります。環境配慮型封筒として各社から発売されています。


※同様の用紙としてリンテック株式会社の「クリスタルウィンドウ」があります。



印刷で使用する場合のポイント・注意点・印刷適性

以下は吉田印刷所印刷する場合のデータになります。

米坪量厚さ用紙サイズ最大印刷可能サイズ
30.5g/m2-762×508mm735×482mm

※厚さは弊社測定値です。



印刷の乾燥性が通常の用紙と異なります。

  • 総インキ量が高い(絵柄が重い)場合、乾燥に7~10日程度必要です
  • 総インキ量が低い(絵柄が軽い)場合、乾燥に3~7日程度必要です

乾燥まで非常に時間が掛かるため、納期には余裕を持ってご依頼頂きますようお願いいたします。

また、紙の厚さが非常に薄いため、印刷の難易度は高く、お時間を頂く場合もあります。



関連サービス

吉田印刷所では、薄葉紙(極薄紙)であるグラファンカラー印刷できる技術を持っております。

多色刷りの表現にご興味ある方は、詳細を以下のページからご覧下さい。

《極薄紙印刷・超薄紙印刷:フルカラー対応》スーパーライトプリント



透明度の補足

株式会社ヤスヰ・新生紙パルプ商事株式会社のウェブページによれば、窓付封筒の窓の部分で使用されるPP(ポリプロピレン)などのフィルムなどとグラシン紙グラファン紙の透明度の違いは以下の通りです。(透明度が高いほど光をよく通す・向こう側が見える)

 

タイプ透明度
セロハン(フィルム)99%
グラファン88%
グラシン紙78%

※株式会社ヤスヰのウェブページ「封筒加工のあれこれ」・新生紙パルプ商事株式会社のPDF品名/グラファン」を参考に作成しました。

関連情報・参考資料