“ウルトラユポ” の意味・解説

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表記・読み

解説

用紙について

ウルトラユポはいわゆる「パルプからできている紙」ではありません。

石油由来の合成紙です。


ユポ・コーポレーションの用紙になります。


ウルトラユポは以下のような特徴があります。

  • 両面印刷対応
  • 耐水性
  • 耐久性が通常の用紙に比べると非常に高い
  • 焼却時に有害物質が発生しない


通常の紙にラミネートをして耐水性を向上したものは、紙の縁から水が染み込み、ラミネートが剥がれてしまう場合がありますが、ウルトラユポは耐水性があるため、そのような問題は発生しません。


両面の印刷ができるユポ紙で、厚さも薄手の95μ(=0.095mm)から超厚手の300μ(=0.300mm)まで用意されており、冊子・折りパンフレット図などでご活用いただけます。


ウルトラユポ使用例(1)料理メニュー
ウルトラユポ使用例:料理メニュー



表面について

ウルトラユポの表面はしっとりした光沢のある感じの用紙になります。

表面は一般的なコート紙のような用紙です。


表面が非常に平滑で滑らかなので印刷時のグラデーションの再現性が良好です。

表面が平滑なため、鉛筆による筆記は適しません。選挙の投票時に使われるユポ紙(OYコート)とウルトラユポは表面の状態が異なります)


メニューなどで使用する場合や折り加工を行う場合は、PP加工やニス引き加工などの表面加工を行い、印刷面の保護を行うことを強くお薦めいたします。



印刷色について

CMYKカラーのイメージ

ウルトラユポは用紙がインキを吸収しないためコート紙に比べて、印刷ドットゲインが上昇する傾向にあります。


このため、中間調の印刷色がコート紙印刷に比べて濃く印刷される傾向にあります。色味を特に気にされる場合は、ウルトラユポ本紙での本機色校正をお薦めいたします。