印刷データ作成ガイド
PDF入稿のメリット|PDFデータ入稿について

データ入稿の中でも、印刷通販「トクプレ.」で特にお薦めしているPDF入稿のメリットについてご説明します。

データ入稿はPDFにより、さらにシンプルなシステムに

データ入稿の形式のひとつに、PDF入稿があります。

印刷通販「トクプレ.」では、PDF入稿を推進していますが、それはPDFというフォーマットの安定度、ファイルやフォント情報を柔軟にPDFファイル内に含めることができることによる入稿の容易さ、ファイル確認の容易さなどの様々な利点があるためです。

PDF入稿のメリット

OK
作業の柔軟化
  1. 作成ソフトウェアの制限がなくなる
  2. 作業環境の統一が図れる
入稿作業の簡素化
  1. データサイズをコンパクトにすることができる
  2. ファイルの添付し忘れがなくなる
安定した出力の確保
  1. 仕上がりイメージの確認ができる
  2. よりクリアなデータにすることができる
  3. 印刷向けのPDF規格「PDF/X」がある

印刷向けのPDFは、Adobe Creative SuiteのIllustrator・InDesignや、各種ソフトウェアを利用することでWord・Excel・PowerPointなどからも作成することができます。

詳しくは資料請求付属の冊子もしくはデータ作成ガイドでご覧ください。

PDF入稿は世界標準へ

PDF

印刷業界は従来のPostScript(またはEPS)という環境から進化し、PDFによる印刷システムの構築が推進されてきました。

このPDFへの流れは世界的な流れになっています。

2002年にはオーストラリアの大手新聞社・出版社の印刷ワークフローに既にPDFデータが組み込まれている事例もあり、実用的なレベルでPDFの運用がされてきたことがわかります。(JPC Conference 2002「海外の最新電子送稿事情のレポート」より)

PDFデータの作成側・受け取る側の対応は?

Illustrator

出力側のシステムでは2006年4月にAdobe SystemsがPDFを直接出力するシステム『Adobe PDF Print Engine』(APPE)を発表し、また、編集側のシステムでは、2007年5月にAdobeからプロ向けのDTPソフトウェア「Creative Suite 3」(CS3)が発売開始されました。

PDFワークフローの普及に伴い「Adobe Creative Suite 3」以降のIllustrator・InDesign・Photoshopからは簡単に印刷向けのPDF(PDF/X-1a・PDF/X-4)を作成することが可能になっています。

このようにDTP・印刷業界ではメーカーの後押しもあり、PDFデータ入稿の流れが加速されているところです。

印刷通販「トクプレ.」の取り組み

先駆けた取り組み
2001年からの長い実績

現在、印刷業界では業界をあげてPDFデータ入稿を進めています。印刷通販「トクプレ.」では、業界に先駆けて2001年からPDFデータ入稿受付を行っており、既に多くの印刷・出力実績があります。

また、PDFデータ入稿に適した出力システムも早くから導入しています。出力機メーカーと技術協力し、安定した出力ができる様、日々努めています。

ノウハウの公開

PDFデータへの変換方法やエラーについても、様々なノウハウや情報を蓄積しています。

このノウハウや情報は、自社の中にだけに留めず、ホームページ・メールマガジン・ブログ・小冊子配布などで公開しています。全てのお客様が円滑にデータ入稿を進められる体制が整っています。

コストメリットのご提供

PDFデータ入稿は印刷会社・お客様双方にメリットのある入稿方法です。印刷通販「トクプレ.」のPDFデータ入稿はコストメリットを反映した価格でご提供しています。