[ニュースリリース]印刷用CTPプレートとして無処理CTPプレートを全面的に導入~印刷刷版生成工程の環境負荷を従来より大幅に軽減

  • 公開:2007-04-20 14:34
  • 更新:

関係者各位

2007年04月20日

株式会社 吉田印刷所


吉田印刷所 印刷用CTPプレートとして無処理CTPプレートを全面的に導入

印刷刷版生成工程の環境負荷を従来より大幅に軽減


株式会社吉田印刷所(本社:新潟県五泉市)は、環境負荷低減印刷を目的として、自動現像機・薬品が不要となる無処理CTPプレート「ET-S」(富士フイルム社製)の全面的な切り替えを4月9日より開始いたしました。


 吉田印刷所ではお客様から環境対応の印刷・製本の期待が高まっている中、環境負荷低減技術として注目されている無処理CTPプレート「ET-S」の利用を全面的に開始しました。この無処理CTPプレートの導入により、刷版後の現像処理・ガム処理(表面保護処理)が不要になり、刷版生成工程の環境負荷を従来より(当社比)大幅に削減することが可能になりました。



■無処理CTPプレートについて

 無処理版とは、現像処理・ガム処理を印刷工程の前に行わなくてもよい刷版のことです。(Processless Plate / Non-Process Plate)


 無処理CTPプレートは以下のような特徴があります。


  • 印刷工程前に刷版の現像処理・ガム処理が不要になります
  • 自動現像機の設置が不要になり省電力化を実現します
  • 自動現像機に必要な強アルカリ性の薬剤などが不要になります
  • 現像処理は印刷工程内で行われるため、刷版出力後すぐに印刷工程に入れます

 環境保全の観点では、自動現像機の稼働が不要になるためCO2の削減に貢献するとともに、薬剤と薬剤使用後の廃液の削減により環境負荷の低減が望めます。


 印刷現場では、刷版出力後すぐに印刷機に刷版をセットして印刷工程に入ることができますので、現像処理・ガム処理に必要な時間が大幅に短縮されるとともに、現像処理用の薬剤の劣化による不安定要素がなくなるため、検版作業が不要になるなど、刷版生成・印刷工程をトータルで作業の効率化を図ることができるようになりました。


 今後も吉田印刷所は環境配慮のための活動を促進し、積極的にお客様に環境配慮型の印刷製品を提供していきます。


●関連情報

 無処理版について

 http://www.ddc.co.jp/furnishing/processless-plate.html

 富士フイルム 無処理CTPプレート「ET-S」製品情報

 http://fujifilm.jp/business/printing/platemaking/thermalctp/ets/index.html

無処理CTPプレート


【吉田印刷所について】

 株式会社吉田印刷所(本社:新潟県五泉市)では、分かりにくい印刷コストを明確にし、誰もが手軽に利用できる発注システムのブランドとして「特売プレス」を展開しております。透明性のある発注システムは、ネットとの相性も良く、インターネットをご利用いただいている日本全国の多くのお客様よりご支持を頂いております。

 また吉田印刷所では2002年よりフィルムを使用せず、100%完全CTP出力を実現しており、廃フィルムなどを作業工程で出さない環境作りを行ってきております。



[この件に関する問い合わせ先]

株式会社 吉田印刷所

■代表者:吉田 和久

■担当者:笹川( info@ddc.co.jp )

 〒959-1852 新潟県五泉市今泉902-1

 TEL.0250-43-6144 FAX.0250-43-2918

■電話可能時間帯:9:00~17:20(平日・土曜・日曜日)

■URL:

 吉田印刷所    : http://www.ddc.co.jp/index.html

 特売プレス    : http://www.ddc.co.jp/tokupre/index.html

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