Illustratorの破線を使用したら破線の部分が印刷されなかった

  • 公開:
  • 更新:
  • 制作/編集:

概要

このページではIllustratorデータの破線を使用した場合の注意点を掲載しております。

破線を使用する場合は線分に必ず印刷に適した数値を入れてください。

問題の状況

破線を使用した線がプリンタでは出力されましたが、実際の印刷では印刷されませんでした(出力されませんでした)。


原因

破線の設定値である「線分」の値が「0pt」であるためです。(または極めて小さい値であったためです)


実例

線のオブジェクトを作成し、破線の設定値を以下のように設定します。

「線分 0pt」「間隔 5pt


すると以下のようなオブジェクトになります。

設定値によっては(間隔の値を少なくする)広報などで使われるかすみ罫(霞罫)として使用できそうな感じの罫線になります。


このオブジェクトを拡大して表示してみましょう。

3200%に表示しても以下のような状態(罫の部分が1ピクセル)です。


結果としてはこの罫は極細線(またはヘアライン)と呼ばれる線で、出力される機器の最小ピクセルで出力されます。

プリンタでは最小ピクセルが刷版出力より大きいことと、インクジェットプリンタの場合はインキが滲む(にじむ)ためにそれなりの太さで見えますが、逆に刷版出力ではプリンタほど最小ピクセルが大きくないため、ほとんど見えない罫で出力されます。


対処方法

破線の設定値の線分の値を0ptではない適切な値に設定します。

以下は例です。

実例

▲拡大すると太く見えることがわかります。


印刷に適切な値であれば、この罫は印刷されます。