“2アップ印刷” の意味・解説
- 更新:
- 公開:2026-08-31 16:37
- 制作/編集:吉田印刷所

表記・読み
- 2アップ印刷…つーあっぷいんさつ
- 2up印刷…つーあっぷいんさつ
解説
2アップ印刷とは、1枚の用紙に2ページ分の内容を縮小して並べて印刷することです。

「2ページを1枚に」という意味で、2アップは「2up」「2in1」「2ページ/枚」などとも呼ばれます。
もとは英語の「2-up」という言い方で、1回の印刷で何面分(何倍)のデータを配置するかを「up」という単位で表したものです。3ページ分なら3-up、4ページ分なら4-upとなり、これらをまとめて「Nアップ(N-up)」と総称します。
2アップ印刷には、大きく分けて2つの意味があります。
ひとつは、用紙を節約するための印刷方法としての2アップ印刷です。A4サイズで作った文書やスライドを縮小して1枚に2ページ並べれば、必要な用紙は半分で済みます。会議の配布資料や打ち合わせ用のプリントアウト、原稿の確認用出力などで日常的に使われるのはこちらの意味です。
もうひとつは、印刷の現場で同じものを2つ並べて印刷するという意味の2アップ印刷です。仕上がりが小さい印刷物(名刺、チケット、応募券、小型のチラシなど)を1枚ずつ刷るのは効率が悪いため、1枚の用紙に同じ絵柄を2つ配置して印刷し、あとから断裁して2枚に分けます。
※印刷会社では、こうしたページの並べ方全体を「面付け」と呼びます。また「2アップ印刷」とは呼ばず、「2面付け」または「2丁付け」と呼びます。
Wordで2アップ印刷をする方法
Wordで2アップ印刷をする方法は、「ファイル」タブから「印刷」を開き、設定欄のいちばん下にある「1ページ/枚」と表示されている部分をクリックして、「2ページ/枚」を選びます。

なお、同じページを2つ並べて印刷したい場合は、印刷画面のページ指定欄に、同じページの番号をカンマ区切りで入力します。例えば、1ページを2つ並べて印刷したい場合は「1,1」と入力して、「2ページ/枚」を選びます。

PowerPointで2アップ印刷をする方法
PowerPointで2アップ印刷をする方法は、印刷画面の「フルページサイズのスライド」と表示されている部分をクリックし、「配布資料」の中から「2スライド」を選びます。

プリンタードライバーで2アップ印刷をする方法
アプリ側ではなく、プリンタードライバーで2アップ印刷を設定することもできます。印刷画面の「プリンターのプロパティ」を開き、「ページレイアウト」「割り付け」などの名前が付いた項目から「2ページ/枚」「2アップ」「2in1」を選びます。呼び名や設定場所はメーカーによって異なります。
以下の画像はDocuCentre-VI C2264(富士フイルムビジネスイノベーション)の画面ですが、「まとめて1枚」という項目に「2アップ」「4アップ」などの選択肢があります。

関連情報・参考資料
- 4アップ印刷 の意味・解説(印刷用語集)
- 面付け の意味・解説(印刷用語集)