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表記・読み
- 下版…げはん
基本的な意味
下版とは、デザインや文字の修正と確認がすべて終わって、完成した版やデータを、次の印刷工程(製版・印刷)に進めることを指します。
つまり、校正が完了し(校了・責了し)、次の工程に進めることを意味します。
印刷工程における位置づけ
下版は、制作・修正作業から、印刷作業へと切り替わる重要な区切りを意味します。下版はやり直しのきかない印刷工程と結びついています。
下版日は印刷までの締め切り日ともいえ、下版日を守ることが納期を守ることにつながります。
原稿作成
↓
デザイン・レイアウト
↓
校正
↓
校了
↓
下版
↓
刷版出力(CTP)(※)
↓
印刷
↓
加工
↓
納品
※オンデマンド印刷やインクジェットプリンターの印刷では版を作成しません
「校了」と「下版」の違い
「校了」と「下版」は混同されやすい言葉ですが、立場や視点が異なります。
校了
- 立場(主体):発注主(お客様)
- 発注主が校正を確認して、誤字脱字やデザインの修正がすべて完了したと判断して、「印刷してもOK」という許可を出す状態のこと。
下版
- 立場(主体):印刷会社(現場)
- 校了(または責了)になったことを受けて、印刷会社の担当者が、最終データを製版・印刷部門へ渡すこと。
「下版」は印刷会社の内部の作業指示です。このため、お客様が「下版してください」と伝えるより、「校了します(校了です)」と伝えるのが一般的です。
「下版」と「版下」の違い
「下版」と似た言葉に「版下」がありますが、こちらは印刷用の版を作るための「元になる原稿・データ」もしくは「デザインデータ」を指します。
注意点
下版された時点でデータは「最終確定データ」として処理されます。原則として、これ以降の文字やデザインの修正はできません。