
表記・読み
- スクリーンショット…すくりーんしょっと
- スクショ…すくしょ
- スクリーンキャプチャ…すくりーんきゃぷちゃ
意味・解説
スクリーンショットとは、パソコン・スマートフォン・タブレットに表示されている画面をそのまま静止画の画像として保存すること、またはその画像ファイルそのものを指します。マニュアルや取扱説明書で、操作する画面や状態を表現するために使用される画像です。
スクリーンショットを略して「スクショ」と呼ぶ場合もあります。
また「スクリーンキャプチャ」もほぼ同じ意味ですが、スクリーンキャプチャは表示されている画面を動画や音声を含んだ動画として保存することを指す場合もあります。
スクリーンショットの方法
OSによってスクリーンショットの方法は異なります。
Mac
- [Command+Shift+3](全画面)または[4](範囲指定)
Windows
- [Print Screen]キー、または[Windowsキー+Shift+S]
iPhone・iPad
- 電源ボタン+音量アップ🔼ボタン同時押し
- 電源ボタン+ホームボタン
Android
- 電源ボタン+音量ダウン🔽ボタン同時押し(機種によります)
スクリーンショットのファイル形式
一般的にはRGBカラーのPNG形式もしくはJPEG形式で保存されます。
印刷向けとしてCMYKカラーに変換することを考慮すると、画質劣化のないPNG形式がおすすめです。
印刷データとして使うときの注意点
解像度が低い
PC、Mac、スマートフォンの画面は機種によりますが、印刷で使用する解像度(300~400ppi)とは異なり、低めの解像度(72~96ppi)の場合があります。
このため、スクリーンショットの画像を印刷データとして配置した場合に、サイズによっては粗くジャギー掛かったように見える場合があります。
スクリーンショットを、表示内容を拡大表示して撮る、高解像度ディスプレイ(ハイエンドディスプレイ)で撮るといった工夫をすることで、実質的な解像度(画質)が改善します。
ピクセルで構成されているので拡大に弱い
スクリーンショットはピクセルで構成されているラスター画像なので、拡大しすぎるとピクセルが目立ち、ギザギザに感じる場合があります。
色がくすんだり変わったりする
スクリーンショットのカラーは基本的にRGBカラーなので、CMYKカラーで印刷するために、鮮やかさを失ったり、意図しないカラーに変換されてしまう場合があります。
文字が読みにくいことがある
アプリケーションやOSの設定によりますが、文字やパーツなどにギザギザを目立たなくする技術の「アンチエイリアス」が掛かっている場合があります。
このアンチエイリアスを印刷用のCMYKカラーに変換すると、複数のカラーが入ることで網点や印刷表現が複雑になり、文字が読みづらい仕上がりになることがあります。
またRGBカラーからCMYKカラーに変換する際のプロファイルによっては、印刷でグレー部分のカラーが不安定になったり、文字が読みづらくなる場合があるので注意が必要です。
以下は異なるカラープロファイルでCMYKカラーに変換し、ブラック版(K)のみ非表示にした状態です。
Japan Color 2011 Coatedで変換した画像はグレーの部分にCMYのカラーの成分が残っているので、グレーとなる部分のカラーが印刷で変化しやすく、また文字が読みづらくなる可能性があります。
GCR墨版生成最大で変換した画像はグレーの部分がKのカラーになるため、グレーとなる部分のカラーが印刷で安定し、UIの文字が読みやすくなります。
ライトモードとダークモードで読みやすさが変わる
最近のOSの画面表示設定ではライトモード・ダークモードがあります。表示モードによってスクリーンショットの画像の印刷の仕上がりに大きな影響があります。
- ライトモード:白や薄いグレーのカラーの背景に、黒や暗いカラーの文字やアイコンで表示
- ダークモード:黒や濃いグレーのカラーの背景に、白や明るいカラーの文字やアイコンで表示
ライトモードは紙に近い自然な見た目です。
ダークモードは、全体的に濃いカラーの中に白抜き文字となる場合が多いです。濃いカラーは印刷時にCMYKの4色が多く入ったカラーになります。このため、総インキ量が多くなったり、トナーの使用量が多くなり、白抜きの文字の品質に悪い影響を及ぼす場合があります。また総インキ量が多い場合、裏移りや紙が波打つや印刷汚れなどのトラブルの原因になります。
基本的にはライトモードの方が印刷では文字が読みやすい仕上がりになり、印刷の品質も安定します。
関連情報・参考資料
- 解像度 の意味・解説(DTP・印刷用語集)
- 総インキ量・総網点量・TAC値 の意味・解説(DTP・印刷用語集)


