“ノンブル” の意味・解説

  • 更新:
  • 公開:2005-08-08 18:54
  • 制作/編集:吉田印刷所
AIに記事の解説を聞いてみる
ノンブル
目次
Loading...

表記・読み

  • ノンブル…のんぶる

解説

ノンブルとは、本・冊子の各ページに付けるページ番号のことです。

読者が「いまどこを読んでいるか」を把握しやすくするための目印となります。制作する側や印刷・製本を行う側では、ページの順番や落丁・乱丁がないかを確認できる重要な情報になります。

ページ物のノンブルの例
ページ物のノンブルの例

ノンブルの由来

フランス語のnombreが由来となっており、英語でnumberにあたる言葉です。

フランス語のnombreから由来し,英語のナンバーでなくあえてノンブルとすることで本のページ番号を指す用語に限定させている。

『印刷用語ハンドブック 基本編』(第2版)

精選版 日本国語大辞典

( [フランス語] nombre 番号の意 ) 印刷のページ物組版で、その順序を表わすためにつける数字のこと。ページノンブル。〔舶来語便覧(1912)〕

ノンブルとは? 意味や使い方 - コトバンク

ノンブルの位置

冊子のノンブルは、本文よりも控えめな大きさで、読みやすさに影響が出ない位置に配置するのが一般的です。

ノンブルは、ページの小口側の端に小さく入れることが多いですが、仕上がり線ぎりぎりに置くと断裁で切れてしまうおそれがあるため、十分に内側へ入れておく必要があります。

のど側にノンブルを配置するデザインでは綴じ方によって見えづらくなることがあるため、配置位置に注意が必要です。

ノンブルの位置の例
ノンブルの位置の例

見えないノンブル

ノンブルは必ずしも見えているものだけでなく、隠しノンブルといわれる見えないノンブルもあります。これは別項目で解説します。

ノンブルの数字と冊子全体のページ数

ノンブルの数字と、冊子全体のページ数は、必ずしも一致するとは限りません。

たとえば表紙をノンブルとしてカウントする考え方や、表紙や目次を除いた内容が始まるページから番号を振り始める構成もあるためです。そのため、ページ物の制作では、見た目の番号だけでなく、全体のページ構成を理解してコミュニケーションをする必要があります。

「●●ページ目を▲▲して」と指示があった場合は、目に見えているノンブルの方のページ数を指しているのか、冊子全体の通しのページ数を指しているのかを確認することが作業のトラブルを防ぐうえで重要です。

InDesignのノンブルの設定方法

Adobe InDesignでは以下のヘルプページのようにノンブルを設定します。

Adobe公式のYouTube動画解説は以下のとおりです。

Adobe Community Evangelist(2026年現在)の森裕司さんのYouTube動画解説は以下のとおりです。