印刷データ作成ガイド「印刷できるDTPデータづくり」
今回はDTP関係の講師としても活躍されているあかつきさん( @akatsuki_obana )が公開した「印刷できるDTPデータづくり」の紹介です。
これはその名の通り「印刷できるデータ」を作り、印刷会社に入稿するための技術的なガイドです。
このガイドでは、一般家庭やオフィスのプリンターでの印刷ではなく、商業印刷物や出版印刷物のためのデータを作成することを目的としているので、印刷のビジネスに関わる方ならプロとして一読しておく価値があります。
目次は以下のとおりです。
- DTPと印刷物制作の概要
- DTPで使用するアプリケーションとデータ
- Adobe CCの基本操作
- 作業環境を整える
- 制作データの管理
- 印刷用データ作成の基本ルール
- 画像配置と配置用画像の作成
- 入稿準備とネイティブデータ入稿
- PDF入稿とPDF/X
- データ作成のための製版・印刷知識
DTPとは?といった定義的な部分から始まり、基本操作、環境設定、編集データの管理など、制作時の注意点が豊富に書かれています。
これらのガイドの編集には実際にデータを作成されている方や印刷会社の方などからノウハウが提供されているので、非常に実践的です。なお、吉田印刷所からもいくつかの情報を提供しています。
印刷物は「刷れてナンボ」という考えで内容が構成されているので、デザイン的なテクニックではなく、より安定して印刷できるデータ作りが学べるガイドになっています。
最後には印刷用データ入稿時のチェックリストもあり、入稿前に気をつけるポイントがまとまっています。
現在2025年4月版の全158ページが無料で公開されているので、以下のボタンからぜひチェックしてみてください。
※ダウンロード不可・オンライン閲覧のみ
なお、PDFをダウンロードして閲覧したい方は、あかつきさんのXのアカウントにDMにて連絡いただくとダウンロード可能なPDFを送っていただけるとのことです。
手元で常に確認したい方は連絡を取ってみてはいかがでしょうか。
「印刷できるDTPデータづくり」の音声概要
「印刷できるDTPデータづくり」からGoogle NotebookLMを使って7分ほどの音声番組のようなものも作成しました。
158ページを7分にしたので概略的な部分になりますが、ぜひ聞いてみてくださいね。