“ミシン罫” の意味・解説
- 更新:
- 公開:2026-08-26 11:42
- 制作/編集:吉田印刷所
表記・読み
- ミシン罫…みしんけい
- ミシンケイ…みしんけい
- 破線罫…はせんけい
解説
ミシン罫とは、短い線分を一定の間隔で並べた破線状の罫線のことです。

ミシンの縫い目に似ていることからこの名が付いたといわれます。点を並べた星罫やリーダー罫に対して、ミシン罫は「線分」を並べたものである点が異なります。
用途としては、切り取り線や折り位置の目印、囲みの中の控えめな区切り、記入欄の下線などが代表的な使い方です。実線に比べて「切り離せる」「補助的な情報」という印象を与えるため、注意書きの囲みや応募券の枠などでよく使われます。
DTPでの作り方
Adobe InDesignでは、線パネルの「種類」から選べる「破線(3&2)」「破線(4&4)」「破線」の線種がミシン罫に相当します。

Adobe Illustratorでは線パネルの「破線」で線分と間隔を数値指定します。線分3mm・間隔1.5mmなど、線分が間隔より長いと破線らしく、逆に短いと点線寄りの印象になります。
破線は角の処理で見え方が大きく変わります。囲み罫として使う場合、四隅で線分が途切れて角が抜けたように見えることがあるので、破線の整列設定を調整してください。

業界による意味の違いについて
紙器・紙製什器の業界では「罫線」が折り目・切れ目の意味を持っており、「ミシン罫」といった場合、印刷業界で言うところの「ミシン目加工」(ミシン加工・ミシン入れ)とほぼ同じ意味を持つことがあります。
印刷業界のミシン罫は「ミシン目のような印刷」を意味し、加工自体は意味には含まれないので、注意が必要です。
印刷業界の「ミシン加工・ミシン目加工」は、紙に細かい切り込みを入れて手で切り離せるようにする後加工のことで、印刷された破線とは別のものです。ミシン加工した位置に目印としてミシン罫を印刷することはよくありますが、「ミシンを入れる」と言われた場合に、印刷(デザイン上の破線)なのか加工(紙の切り込み)なのかを必ず確認しましょう。
ミシン目、破線(はせん)とも呼びます。短い線が、ミシンの縫い目のように飛び飛びで連続している罫線です。主に、切り取る目的の罫線になります。
販促用語集 Vol.10 【切罫】【折罫】【ミシン罫】【リード罫】(株式会社東具)
「ミシン罫(みしんけい)」は紙や段ボールに施される加工で、切り取りを簡単にするために、細かい穴で切れ目を入れることです。
【用語集】ミシン罫とは?(有功社シトー貿易)
関連情報・参考資料
- 罫・罫線 の意味・解説(印刷用語集)
- 飾り罫 の意味・解説(印刷用語集)
- ミシン加工・ミシン目加工 の意味・解説(印刷用語集)