“YPラップ紙” の意味・解説

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表記・読み

解説

YPラップ紙とは、吉田印刷所と用紙メーカーとの共同開発で作成された用紙のことです。

薄葉紙ですが、少し張りのある用紙です。


ハンバーガーや食品の紙ラップのベースの用紙です。

(ハンバーガーラップなどは耐油性を高めるために、こちらの用紙に加工をします)


印刷で使用する場合のポイント・注意点・印刷適性

以下は吉田印刷所印刷する場合のデータになります。

米坪量厚さ用紙サイズ最大印刷可能サイズ
21g/m20.031mm939×636mm913×608mm

紙の表面(ひょうめん)は、「光沢面」と非光沢の「更面(ざらめん)」があります。

一般的には、食品が当たる側が光沢面で、印刷は更面に行いますが、印刷自体は光沢面にも可能です。


印刷の乾燥性が通常の用紙と異なります。

  • 総インキ量が高い(絵柄が重い)場合、乾燥に2日程度必要です
  • 総インキ量が低い(絵柄が軽い)場合、乾燥に1日程度必要です

食品包装材として使用する場合、印刷した面が食品に直接触れないように注意を促してください。

また、用紙に触れる方が用紙を舐めてしまう可能性がある場合(お子様などが舐めてしまう可能性がある場合)には、インキの成分が溶け出しにくいとされる「折り紙用インキ」にする必要があります。



関連サービス

吉田印刷所では、薄葉紙(極薄紙)であるYPラップ紙にカラー印刷できる技術を持っております。

カラー印刷の表現にご興味ある方は、詳細を以下のページからご覧ください。