印刷の分割発注と薄紙の利用で、コンテンツの充実とユーザビリティ向上を両立。省スペース化にも貢献。

厨房機器メーカーF社様 提案事例
業種
厨房機器メーカー
規模
101~300名
適用業務
商品カタログ制作(1,400ページ前後)
使用した弊社サービス
フレッシュプリント、ライトプリント、分冊

解決への道筋

課題

カタログのボリュームがありすぎて、様々な弊害が起きている
  • 約1,400ページのカタログを20,000部を一括印刷するため、カタログだけで倉庫が埋まる。
  • 使い切る前に新商品や廃番商品が多く出るため、カタログとしての機能が損なわれている。
  • カタログの厚さが9センチにもおよび、営業での持ち歩きにも、お客様が閲覧するにも重くて非常に使いづらい。

解決策

「フレッシュプリント」の導入で省スペース化と情報鮮度の維持に対応
  • 一括納品をやめ、3回に分けて印刷し納品することで、倉庫スペースを確保した。
  • 2回目、3回目の印刷を行う際に、商品入れ替えがあれば部分的に訂正を行う体制に変更。
分冊と「ライトプリント」を併用することで利便性を大幅に向上
  • 商品のジャンルや入れ替え頻度などを分析し、2種類のカタログへと分冊した。
  • 厚さ0.04mmの薄紙へ用紙変更し、重量と厚みを40%削減した。

効果

経営面での効果
  • 一回の納品数が減り、倉庫スペースを確保
  • カタログの重量・厚みが40%削減され、運搬費用・管理費用が低減
  • 契約総部数ではなく、印刷時に印刷部数分のみ料金を支払うシステムのため、一度に大きな支払が生じない
営業面での効果
  • 商品情報をタイムリーにカタログへ反映できるようになった
  • ジャンル別にカタログを選べ、利便性が向上
  • 持ち運びや閲覧が容易になり、閲覧頻度が向上
  • 閲覧頻度が上がったことにより、商品注文への可能性が高まった
お客様の声

小口に分割して作成・納品してもらうので、倉庫スペースに余裕ができて商品の置き場所が確保できました。

分割作成は廃番商品や新商品の入れ替えが出来るので、新鮮な情報をお客様へ案内でき営業も喜んでいます。

また、ジャンル毎にカタログを分けたことで知りたい情報が探しやすくなったと好評です。

用紙も薄くしたことで軽くなり見やすくなったと喜んでいます。

この事例のポイント

カタログは使われなければ意味がない。

カタログは営業ツールですから活用されなければ意味のないものです。

より新しい情報を提供することや、使いやすいページ構成といったコンテンツへの工夫が必要なのはもちろん、軽く扱いやすいなどといった物質的な面でのユーザビリティ向上も決して忘れてはならないことです。

アイディアと技術で応えます。

紙を薄くするという手法も、最初から弊社にあったわけではありません。お客様からご相談を受け、営業スタッフがアイディアを出し、印刷オペレーターが技術試験を行って成功に辿り着きました。

弊社では今ある仕組みに収める形でのコンサルティングは致しません。お客様のご要望があれば、可能にする技術を身につけるべきだと考え、常にチャレンジしています。