【環境対策】より安全な印刷工場へ! 印刷工場での有機則該当溶剤が未使用に

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吉田印刷所印刷現場でインキの洗浄に使用する有機溶剤の使用についての取り組みをお知らせします。

2012年5月に報道で印刷会社の胆管癌(たんかんがん)集団発症の問題が大きく取り上げられ、吉田印刷所では、この問題を重要な問題のひとつと考え、より安全な作業環境への移行を推進してきました。


有機溶剤中毒予防規則(以下、有機則)では対象となる第2種有機溶剤・第3種有機溶剤があります。

吉田印刷所では、まず第3種有機溶剤より約4倍危険度の高い第2種有機溶剤の購入を2012年7月から停止しました。

第3種有機溶剤も有機則非該当溶剤への切換を推進し、2012年の10月には第3種有機溶剤と非該当有機溶剤の購入割合を50%程度としました。

2012年11月以降は更に切り替えを行い、第3種有機溶剤の購入割合を10%程度とし、第3種有機溶剤は1種類となりました。


2013年から2014年においては、残る第3種有機溶剤1種類を非該当有機溶剤へ変更するために検証とメーカーとの情報交換を行い、切り替えが実現可能と判断し、2014年5月からは有機則該当の溶剤購入と使用を完全に停止し、2014年10月まで6ヵ月継続しております。

今後も非該当有機溶剤のみの使用としていく方針です。


吉田印刷所では、印刷現場の安全な作業環境構築のため、さらなる努力を進めていく所存です。


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ウェブページでは2011年1月から2014年10月分までの吉田印刷所の溶剤購入割合を掲載しています。

https://www.ddc.co.jp/news/archives/20141031-133820.html


吉田印刷所の胆管がん問題への取り組み

http://www.ddc.co.jp/quality-and-eco/bile-duct-carcinoma.html