Photoshopで紙がやぶれた感じを作るためのチュートリアル(DesignWalker)

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 最近はIllustratorPhotoshopみたいなことができるようになってきたよねぇ…という話もよく聞きますよね。いろいろなPhotoshopっぽいフィルタをオブジェクトに簡単に掛けられるなんて最近のIllustratorは本当にすごいなぁと感じます。

 しかし、そうは言ってもまだまだPhotoshopで作業した方が簡単なものやPhotoshopでないとできないものも多くあります。そんなPhotoshopのTipsを紹介します。


 DesignWalkerさんのページで「紙がやぶれた感じを表現するPhotoshopチュートリアル・解説編」というエントリーを掲載していました。例として「新聞の切れ端」を作成する過程が掲載されています。デザインのワンポイント部品として使えそうです。


 この手のものは数多くあるのですが、個人的に気が利いていると思った点は「新聞なので裏側が透けて見えるでしょう。なので裏が透けているのも再現します」という作業が入っていることでした。こうした何気なく見ていると見落としそうな細かい点をよく観察し、再現できるかどうかが、より本物らしく見せるための技なんだと思いました。


 詳しい手順は以下のページをご覧ください。

▼ 紙がやぶれた感じを表現するPhotoshopチュートリアル・解説編

http://www.designwalker.com/2007/12/newspaper_tutorial.html



 なお、この紙の裏の印刷が見える現象は一般的には「裏抜け」「ストライクスルー」(もしくは「裏抜け」と似た「プリントスルー」)と呼ばれる現象で、新聞や新聞折り込みチラシなどで使用される薄い用紙に印刷した際に発生しやすいものです。印刷のインキ総量が多い場合などは特に注意しなければいけない問題です。

 これらの現象については次回のDTP印刷用語集の更新で行いたいと思います。