Illustrator 10でEPS保存する際の設定について

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Illustrator 10でEPS保存する際の設定について

概要

このページではIllustrator 10からEPS形式で保存をするときの注意点を掲載しています。

ドキュメントの設定を確認して下さい

保存する前のドキュメントの設定についてはこちらをご覧下さい。



設定

「ファイル」→「別名で保存」を選択します。



フォーマットを「Illustrator EPS」に設定します。

ファイル名は拡張子「.eps」を付けてください。

「保存」のボタンをクリックします。



EPS形式のオプション設定画面になりますので、以下のように設定し、「OK」をクリックします。

  • 互換性:「バージョン 10」を選びます。
  • プレビュー
    • 「Macintosh(8-bitカラー)」または「TIFF(8-bitカラー)」を選びます。
  • オプション
    • 配置した画像を含む:チェックを付けます†1
    • サムネールを作成:チェックを付けます
    • フォントデータを含む:チェックを付けます
    • CMYKポストスクリプト:チェックを付けます
    • ポストスクリプト:3



注意点

互換性のバージョンについて

必ず制作で使用しているIllustratorのバージョンで保存してください。バージョンを変えて保存したファイルは意図しないPostScriptエラー(出力エラー)を起こしたり、文字がずれたり、画像のリンクが切れる場合があります。印刷の仕上がりに大きな影響を与えることもありますので、かならず制作で使用しているIllustratorのバージョンと同じバージョンで保存をしてください。



フォントについて

「フォントデータを含む」にチェックをつけた場合でも、フォントは全てアウトライン化をお願いいたします。



書類の設定や保存の設定について

透明効果などを使っているときに、書類や保存の設定が印刷に適した設定になっていないと、意図しない形で画像化されたり、線や文字が太めにラスタライズされたりしますので、ご注意ください。詳しくはこちらをご覧下さい。

  • †1: 画像をリンク配置していない場合はグレーアウトしてチェックできません。