Illustrator9以降でビットマップフォント・プロテクトフォント(アウトライン化できないフォント)を使用する場合の注意点

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このページではIllustrator9以降でのビットマップフォント・プロテクトフォントの使用についての説明を掲載しています。

Illustrator9以降ではCIDOpenTypeTrueTypeフォントをご使用ください

Illustrator9以降ではビットマップフォント・プロテクトフォント(アウトライン化できないフォント)の使用はしないでください。

モリサワのOCFフォントなどアウトライン化できないフォントをIllustrator9以降での使用はしないようにお願いいたします。エラーの原因となります。CIDフォント・OpenTypeフォント・TrueTypeフォントをご使用ください。

Illustrator9以降でモリサワのOCFフォントを使用していた場合、透明効果の再現のためにCIDフォントに置き換えて出力する場合があります。このため文字の詰めが変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

特に以下のダイアログのようにEPS保存をするときに「分割を要するアートワークが書類に含まれています」(Illustrator10の場合)と表示されている場合はIllustrator書類の中に透明効果などを使用していることになります。ご注意ください。


ビットマップフォント・プロテクトフォントを使用するとどのような問題があるのか

Illustrator9以降では透明効果を使用すると、必要な箇所で画像やオブジェクト・フォントなどを分割して保存することになります。この分割する作業はIllustratorEPS保存する時に行います。


実例

以下の例はIllustrator10からIllustrator8形式でEPS保存した場合の例です。

以下のようにビットマップフォント・プロテクトフォントが画像化されてしまうために最終的な刷版の出力でもビットマップフォントと同じ状態で出力されてしまいます。このため、Illustrator10からIllustrator8形式などにバージョンを落として保存する場合にはビットマップフォントを使用しないようにお願いいたします。†1

また、Illustrator10形式でEPS保存した場合も同様の問題が発生しますので、注意が必要です。

▲画面上では普通の編集状態

(わかりづらいですが新ゴUはビットマップフォントです)


▲ビットマップフォントの部分を拡大した状態です


Illustrator8形式でEPS保存したもの

ビットマップフォントだった部分がフォントではなく画像化されているのがわかります。


アートワーク(アウトライン)の画面です


▲ビットマップフォントの部分が画像化されていることはリンクパレットでもみることができます。

  • †1: 当社ではIllustrator10からIllustrator8や5.5形式にバージョンを落として保存することはおすすめしておりません